渡辺庸子 訳書一覧
2023年10月更新(発行順)
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グリフォン
ぐりふぉん
ブライアン・ハーパー
東京創元社
1995/05初版
本体850円
ISBN 4-488-80110-2
Shiver
Brian Harper
1992
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死をうたう女
しをうたうおんな
ブライアン・ハーパー
東京創元社
1996/03初版
本体850円
ISBN 4-488-80116-1
Shudder
Brian Harper
1994
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たたり
たたり
シャーリイ・ジャクスン
東京創元社
1999/06初版
本体540円
ISBN 4-488-58301-6
The Haunting of Hill House
Shirley Jackson
1982
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罪の貌 上下
つみのかお じょうげ
ジョン・レスクワ
東京創元社
1999/01初版
本体各740円
(上)ISBN 4-488-18102-3
(下)ISBN 4-488-18103-1
Guilt
John T. Lescroat
1997
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ホラー・アンソロジー「999/ナイン・ナイン・ナイン(全3巻)」
ほらー・あんそろじー「999/ナイン・ナイン・ナイン」
アル・サラントニオ編
梶元靖子/金子浩/白石朗/田中一江/夏来健次 共訳
東京創元社
第1巻「999 妖女たち」
だいいっかん「999 ようじょたち」
2000/01初版
本体780円
ISBN 4-488-58401-2
※収録作品中「コントラカールの廃墟(ジョイス・キャロル・オーツ)」渡辺庸子訳
第2巻「999 聖金曜日」
だいにかん「999 せんときんようび」
2000/02初版
本体780円
ISBN 4-488-58402-0
※収録作品中「ザ・エンターテインメント(ラムジー・キャンベル)」「リオ・グランデ・ゴシック(デイヴィッド・マレル)」渡辺庸子訳
第3巻「999 狂犬の夏」
だいさんかん「999 きょうけんのなつ」
2000/03
本体840円
ISBN 4-488-58403-9
※収録作品中「影と闇(トマス・リゴッティ)」渡辺庸子訳
原書タイトル”999”
Edited by Al Sarrantonio
1999
※29人の作家による29編の短編集
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ダーウィンの剃刀
だーうぃんのかみそり
ダン・シモンズ
嶋田洋一共訳
早川書房
2002/01初版
本体2300円
ISBN 4-15-208391-3
Darwin's Blade
Dan Simmons
2000
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幻のハリウッド
まぼろしのはりうっど
デイヴィッド・アンブローズ
東京創元社
2003/11初版
本体960円
ISBN 4-488-59801-3
Hollywood lies
David Ambrose
2000
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謀殺の星条旗
ぼうさつのせいじょうき
ジェラルド・ペティヴィッチ
ヴィレッジブックス
2004/08初版
本体950円
ISBN 4-7897-2333-X
The Sentinel
Gerald Petievich
2003
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ダーウィンの剃刀
だーうぃんのかみそり
ダン・シモンズ
嶋田洋一共訳
ハヤカワ文庫
2004/12初版
本体980円
ISBN 4-15-041073-9
Darwin's Blade
Dan Simmons
2000
※2002単行本の文庫化
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魔物を狩る少年
まものをかるしょうねん
クリス・ウッディング
東京創元社
2005/08初版
本体1100円
ISBN 4-488-56701-0
The Haunting of Alaizabel Cray
Chris Wooding
2004
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ポイズン 上下
ぽいずん じょうげ
クリス・ウッディング
東京創元社
2005/11初版
(上)本体1900円
(下)本体1800円
(上)ISBN 4-488-01936-6
(下)ISBN 4-488-01937-4
Poison
Chris Wooding
2003
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時間のない国で 上下
じかんのないくにで じょうげ
ケイト・トンプソン
東京創元社
2006/11初版
本体各1700円
(上)ISBN 978-4-488-01949-8
(下)ISBN 978-4-488-01950-1
The New Policeman
Kate Thompson
2005
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丘の屋敷
おかのやしき
シャーリイ・ジャクスン
東京創元社
2008/10初版
本体760円
ISBN 978-4-488-58303-3
The Haunting of Hill House
Shirley Jackson
1982
※『たたり』(1999年刊行)の第3版
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リックの量子世界
デイヴィッド・アンブローズ
東京創元社
2010/02初版
本体960円
ISBN 978-4-488-73501-2
The man who turned into himself
David Ambrose
1993
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日時計
ひどけい
シャーリイ・ジャクスン
文遊社
2016/01初版
本体2700円
ISBN 978-4-89257-116-9
The Sundial
Shirley Jackson
1958
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壁の向こうへ続く道
かべのむこうへつづくみち
シャーリイ・ジャクスン
文遊社
2021/12初版
本体2500円
ISBN 978-4-89257-138-1
The Road Through the Wall
Shirley Jackson
1948
ご本人からのおすすめの1冊
時間のない国で 上下
じかんのないくにで じょうげ
ケイト・トンプソン
東京創元社
2006/11初版
本体各1700円
(上)ISBN 978-4-488-01949-8
(下)ISBN 978-4-488-01950-1
The New Policeman
Kate Thompson
2005
プーカと最後の大王(ハイ・キング) : 時間のない国で 2
ぷーかとさいごのだいおう(はい・きんぐ):じかんのないくにで 2
ケイト・トンプソン
東京創元社
2008/12初版
本体2600円
ISBN 978-4-488-01964-8
The Last of the High Kings
Kate Thompson
2007
※『時間のない国で』は2005年度ガーディアン賞、ウィットブレッド賞児童書部門、ビスト最優秀児童書図書賞受賞作。
☆(渡辺さんより) うーん、どの本も私には可愛い子供ですが、でも、あえてあげるなら、やはり「時間のない国で」のシリーズでしょうか。
「時間のない国で」は、各章のおわりに楽譜が載っているというのが、本当に斬新で(笑)、担当編集者の小林さんによると、この楽譜で演奏会をひらいた方たちがいるそうです。
残念ながら、わたしはフィドル(ヴァイオリン)に直接触れた経験がないのですが、でも、本文中の演奏シーンは、ブラスをやっていたときの思い出と重なる部分があって、そのぶん、JJの気持ちには寄り添えたかな、と思ってます。
続編の「プーカと最後の大王」のほうは、だいぶ音楽の色が弱まりましたが、そのかわり、リディ家の子供たちが、とにかくとってもカラフルで、原書を読んだとき、ページをめくるそばから、それぞれの表情があざやかに浮かんできたのが、すごく印象的でした。
特に“魔の二歳児”エイダンのシーンは「みんな、大変だなぁ……」と思いつつ、ニマニマしながら訳しました(笑)
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