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プジョー友子さん

自己紹介

プジョー友子 ぷじょー・ともこ
 1964年神奈川県生まれ。武蔵野女子大学短期大学部文科国文専攻卒業。ソルボンヌ大学「外国人のためのフランス文明講座」上級コース修了後、仏系企業に3年半勤務。夫はフランス人で、パリに1年半、南仏アンチーブに3年半暮らしました。東京で生活をする現在も1年に2度はフランスへ行くので、社会事情や、人々の暮らし方などには通じています。仕事は、資料の準備を怠らず、原文を深く理解した上で、雰囲気のぴったり合う訳文を書くよう心がけています。今後は、同世代のフランス人女性の内面が綴られている小説などを翻訳できたらと考えています。また、映画やアートにも並々ならぬ関心を寄せていて、1歳と7歳の娘たちのおかげで絵本や児童書とも日常的に接しているので、そういう方面での仕事も展開して行きたいです。

訳書一覧

神なき死 ミッテラン、最後の日々
かみなきし ミッテラン さいごのひび
フランツ―オリヴィエ・ジズベール
春秋社
1999/11初版
ISBN4-393-36454-6
本体1700円
LE VIEIL HOMME ET LA MORT
Franz-Olivier Giesbert
1996
14年もの間、大統領としてフランスに君臨した男、フランソワ・ミッテラン。人々を魅惑し、翻弄しつづけたこの老練な政治家がガンによる死を前に、権力、歴史、文学、宗教、そして死について、率直に語り出した。

ご本人からのおすすめの1冊

表紙画像神なき死 ミッテラン、最後の日々
かみなきし みってらん さいごのひび
フランツ―オリヴィエ・ジズベール
春秋社
1999/11初版
ISBN4-393-36454-6
本体1700円
LE VIEIL HOMME ET LA MORT
Franz-Olivier Giesbert
1996

※14年もの間、大統領としてフランスに君臨した男、フランソワ・ミッテラン。人々を魅惑し、翻弄しつづけたこの老練な政治家がガンによる死を前に、権力、歴史、文学、宗教、そして死について、率直に語り出した。

☆著者ジズベールはミッテランに辛辣な眼差しを向け続けてきたことで有名な政治ジャーナリスト。死を前にしたミッテランは、その彼に、自分の最後の様子を書かせようと、呼び寄せる。二人の間で交わされる、愛と憎しみの混じった会話の駆け引きが見事。

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